ヘリコプターの話

シネフレULTRA仕様2016年3月末現在
RCCヘリの変遷
RCC初のへり G2 1962年(昭和37年)4月:ベルG2型ヘリを導入、38豪雪で人命救助をするなど、活躍。
海上では、六管が昭和32年8月から航空隊を設立、川崎ベル式47G-2型で運行を開始していましたが、陸上ではマスコミはもとより、県警、消防にもヘリはなく「RCCが制空権」をもっていた古き良き時代でした。
運行は大阪エアウェーズ。

川崎/ベルKH4 昭和46年撮影 1966年(昭和41年)4月、川崎/ベルKH4型に移行するが、 学校の校庭へ着陸すると、授業を中断して ヘリの見学会になったり、田んぼのあぜ道に着陸してハゼを倒してしかられたり、防波堤に着陸して、 機体についた潮水を洗い流すハメになったり、など武勇伝?にことかきません。
広島県警は昭和47年.にKH4を導入。NHKもこの頃にヘリ導入。
HTVは、昭和48年9月にヘリを導入。
47年豪雨

RCC初のジェットへり 1975年(昭和50年)6月:ジェットヘリ導入ベ206BU(JA9100)/山陽新幹線開通に伴い、新幹線に負けないスピードのヘリということでジェットレンジャーを導入。
ヘリ騒音が社会問題化しはじめ、RCC屋上への原稿投下がむずかしくなりはじめました。

ジェットレンジャーV 1982年(昭和57年)4月:ベル206V(JA9310)/昭和61年、中国駅伝のTV生中継をはじめて行い、カメラマンは命綱4本に支えられ上半身を乗り出して撮影、中継装置も臨時に組み込むという、中継そのものも綱渡りの状態でした。
1987年(昭和62年)の中国駅伝のTV生中継では、突然の大雪でヘリが飛行不能となり、レース映像が中断する、という笑えない事態も経験しました。
1982年(昭和57年)4月にHTVもベル206に更新。

AS350 1987年(昭和62年)4月:TV中継装置を常設できる機体としてエアロスパイシャルAS350B(JA9343)に変更。
自社製の中継装置を設置し、なんとか中継ができる体制が整いはじめ、不充分ながらニュース素材の伝送もできるようになりました。
1985年からの運行は、朝日航洋に変っている。
1985年(昭和60年)4月ホームTVがベル206Bで優先契約開始。
1990年(平成2年)広島市消防局がヘリ導入。

改修直後のJA9573 1996年(平成8年)10月:双発エンジン、中継装置、耐震カメラを備えたエアロスパイシャルAS355F1 (JA9573)を導入。
当時、JNNで3番目の性能を誇るヘリとなりました。
駅伝中継が年間5本をかかえるRCCにとって、中継ヘリは不可欠でした。
新型ヘリの修抜式(10月28日)直後、基町高層アパートの大火が発生、はからずも新型ヘリの実力を内外に示す結果になりました。
日本化薬の爆発事故(1996年11月19日)の中継、佐伯区の土石流中継(H11年6月29日)など緊急取材に中継ヘリは常識になり、バスジャック(2000年5月4日)では、複数機による連続中継というあらたな時代到来を示しました。
1996年には、県防災がヘリ導入。
1997年4月には、tssもAS350で優先契約を開始。
1999年7月に、HTVも耐震カメラ中継装置付に。
2001年にはホーム、tssも耐震カメラ中継装置付を、また中国新聞もヘリ導入。
2004年3月、県警はアウグタタA109Eを採用。
2004年秋、NHKはHDヘリを導入。
9573物語
広島市内上空 2002年6月1日:RCCが導入したヘリ(JA6913)は、テールローターがないため騒音が少ないMD902。
TBS、NTVN、CXなどが報道ヘリとして採用したほか、ドクターヘリとしても使われている。
世界で100機目、日本で10機目。
JNN初のHDカメラで、ウェスカム社としてもHDで36倍は世界初。
修祓式には、アメリカMD(マグドネルダグラス)社とカナダウェスカム社ともに副社長が出席した。
2011年8月、μ送信機等をHDにし、フルHD機となっている。
2015年9月、世界に先駆けてシネフレックスULTRAに新発売のNEC NC-H1200iRを内蔵した高感度カメラに更新。

テールローターのないすっきりしたデザイン 高感度シネフレックス42倍カメラ 日没後30分 室内コンソール

TBS.MBS.RCC RCCヘリのペーパークラフトを作ってみたい方はRCC電脳村にアクセスしてください。

報道ヘリの歴史


純金MD 退職記念に頂いた、純金にプリントしてあるMD902。食うに困ったら売り飛ばそうか?

広島の他社の状況

広島西飛行場
EC135 NHK:全日本空輸(中日本)EC135(JA35NH)に、カメラは航空電子ACE3000。
ADSAは前後の送信装置を積んだ本確的な物。カメラはもちろんマイクロの送受もHD。
コンソールは池上.。NHKでは5番目のEC135。
最近は、AS365(JA64NH)を使われる事のほうが多いようです。

HTVヘリHTV:中日本航空EC135(JA04HT) 中四国のNNN系列で共同運行のEC135。2009年3月にHD化のためAS355(JA9967)から変更。
HD仕様でスイッチャーはEVIN、ADSは東京計器、カメラはACE-3000。
ユーロが一番高い時期に購入してしまったのが残念。
JA01AX 2024年4月にBell430(JA02AX)に変更になっているようです。
この機体は、旧日本テレビの2番機だったはずで、朝日航洋の所有だった事から、広島での運行も従来の中日本航空から朝日航洋に変更になったようです。

ホームTVHDヘリ ホームTV:中日本航空EC135(JA05HD)。
2011年3月AS355(JA6603)からHD化に伴って変更。
カメラは航空電子のLX3に変更

tssHDヘリ tss:中日本航空EC135(JA08HD)に、2011年3月AS355(JA6689)からHD化に伴って変更。
カメラは東通のシネフレックス

4人乗りロビンソン 中国新聞 :第一航空R44(JA107D)

AS365N市消防ヘリ:AS365N(JA05HC)

ja22hp.jpg 県警ヘリ:AS365N3(JA11HP) 
県警ヘリ:Agusta109EPower(JA22HP)
JA124D広島県ドクターヘリ:EC135(JA124D)
2013年5月運用開始
ja6138 朝日航洋:AS350B3(JA6506)
朝日航洋:Bell206(JA6137)
朝日航洋:Bell206(JA6138)

広島空港
JA12HP 県防災ヘリ:AW139(JA12HP)

ja962a.jpg海上保安庁:AW139(JA962A)
海上保安庁:AW139(JA963A)
海上保安庁:Bell412EP(JA906A)

 出雲空港
BK117B-2 島根県防災:BK117B-2(JA6723)

 鳥取空港
Bell412EP 鳥取県防災:Bell412EP(JA31TT)

 宇部空港
BK117C-1 山口県防災:川崎BK117C-1(JA21YA)

 松山空港
BK117C-1 愛媛県防災:川崎BK117C-1(JA6679)

 高松空港
ja6820a.jpg 国土交通省 地方整備局:Bell412EP (JA6820)

 
 岡南飛行場
ja119h.jpg 岡山県防災:BELL 412EP(JA119H)

 米子空港(美保)
AW139 第8管区海上保安庁:アウグスタAW139(JA964A)

東京ヘリポート

JA06HDTBS:朝日航洋 S-76C+(JA06HD)
TBS:朝日航洋 S-76C(JA6693)

JA01AX NTV:朝日航洋 BELL430(JA01AX) →AW169 (JA00AX)に変更
NTV:朝日航洋 BELL430(JA02AX)  →AW169 (JA04Y)に讀賣新聞との共同運航に変更
NHK:全日本空輸 AW139(JA92NH)
NHK:全日本空輸 AS365(JA6770)
NHK:全日本空輸 AS135(JA36NH)
CX:朝日航洋 BELL430(JA88CX)
ANB:東邦航空 AS365(JA02EX)
ANB:東邦航空 AS135(JA01EX)
TX:中日本航空 BELL430(JA121T)

 伊丹空港
JA91NH NHK大阪:全日本空輸AW139(JA91NH)

JA61NH NHK大阪:全日本空輸AS365(JA61NH)

JA01AP朝日新聞:MD900(JA01AP)

JA30MP毎日新聞:EC135(JA30MP)

JA02YP読売新聞:EC135(JA02YP)

八尾飛行場
JA004M毎日放送:朝日航洋AS365(JA004M)

JA06NR朝日放送:朝日航洋BELL430(JA06NR)

JA010Y読売テレビ:中日本航空BELL430(JA010Y)

JA08DX関西テレビ:朝日航洋AW139(JA08DX)

JA30TH産経新聞/共同通信:東邦航空EC135(JA135T)

  福岡空港
JA03YP 読売新聞:EC135(JA03YP)
朝日新聞:AS355(JA9681)
毎日新聞:EC 135(JA10MP)

JA08CH NHK福岡:全日本空輸 AS365(JA62NH)
RKB:西日本空輸 Bell427(JA004W)
KBC:西日本空輸 AS365(JA01CH)
TNC:西日本空輸 BK117-C2(JA08CH)
FBS:西日本空輸 BK117-C2(JA05CF)

ドクターへりナイフ スイスのアーミーナイフのメーカーVICTORINOXが、ドクターへり用ナイフ。  ナイフ(大)、ナイフ(小)、−ドラーバー(小)、カン切り、セン抜き、−ドラーバー(大)、ワイヤー ストリッパー、 リーマー、ソーイングアイ、コルク栓抜き、キーリング、ピンセット、つまようじ、はさみ、マルチフック、のこぎり、の16個のアイテムが付いている。
コルク栓抜きなどが入っているのがヨーロッパらしい。 ナイフの(大)と(小)の区別がわからない。
ソーイングアイは帆などを縫うのに使うらしいが、こんなもので縫えるとは思えない。 注意書きには、2つ以上同時に使用してはいけないと書いてあったのだが、16アイテムのすべて引き出して写真に撮りたかったので、いじっているうちにナイフの刃に当たって切れてしまった。
さすが良く切れる。

東京航空計器の高度計型タイピン 航空用語入門

シュペルピューマパイロット・整備士のためのビデオ用語入門

MDのピンバッチ朝日航洋のホームページへリンク

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